ネットメロンの栽培

ネットメロンを露地で栽培

ネットメロン
ネットメロン

前年育てたメロンの種から育ててみました。

F1の表記は無かったのですが、同じものが育つか分かりません。

コロタン

昨年育てたコロタンの種から苗を育てました。

3/20日ごろ播種したものです。

ネットメロンの発芽温度は、20℃以上のため、

園芸用保温シートを敷いて発芽させました。

同じく、ゴールデンテイストの苗です。

そのほかに、

・市場小路(マスクメロン)

・アグロ畑の濃厚ネットメロン

も播種しました。

ゴールデンテイスト
親蔓の芯止め

5月の初めごろ本葉5枚で畑に定植しました。

乾燥から守るため、黒マルチを張っています。

勢い良く伸び出した親蔓の脇から出た子蔓5本を残し、親蔓の芯を止めます。

チョット可哀想に思うのですが、思い切ってチョキンと切り落としました。

6月の初めごろ、子蔓が勢い良く元気に伸びてきましたので、支柱を立て、上に登るようキュウリ用ネットを張っています。

子蔓の葉の脇から孫蔓が伸びてきますので、8~9枚目までの孫蔓は付け根から摘み取ります。

9枚~10枚目の孫蔓に人工授粉をして着果させます。(蜂が少ないため、下の方に咲く雄花の花粉を、着果枝の雌花に押し付け人工受粉)

着果枝は葉を2枚残して、その先の蔓を摘み取ります。

子蔓は付け根から数えて15節~20節目で芯を止めます。

子蔓の芯止め
卵大のメロン

人工授粉をしてしばらくすると、雌花の付け根あたりが丸く膨らんできます。

孫蔓1本に1~2果残し、卵大になったら形の良い方を1個残し、残りは切り取ります。

形は、縦長が良く、ボールの様な丸いのはダメ‼

美味しいメロンが育てるため、思い切ってチョキン (^^♪

メロンの硬化が進んできて、待望のネット模様が出てきました。

このネット模様はメロンが膨らんできて、小さな割れ目がたくさんできたものです。

雨に当たると細菌が割れ目から中へ入り、病気になることがあります。

割れ目が入りだすと、雨除けビニールシートで覆います。

ネット模様が浮き出す
綺麗に入板網目模様

メロンも大きくなり、網目模様も綺麗に入りました。

もう少しで収穫時期です。

ここまでは順調に育ちました。 ( ^)o(^ )

甘くて美味しいメロンにするために、このころから水やりを控えめにします。

このこは、人気のコロタンです。

コロタンは、小粒で、たくさん実を付けても、育てやすい品種です。

まだ、ネットが入っていませんが、そろそろ割れ目が入りだすはずです。

コロタン
うどん粉病が発生

6月の終わりごろ、うどんこ病が発生してしまいました。

オーガニック栽培を基本にしていますので、農薬は使わず、ストチュー(木酢+焼酎+唐辛子)を作り、数回噴霧しましたが、治りませんでした。

ストチューは農薬の様に効きませんので、病気の発生する前に、予防的に散布するものです。

梅雨のため、気づくのが遅かったようです。

7月の20日~25日が収穫時期でしたが、残念ながら枯れてしまいました。

あと3週間ほど耐えていてくれと、残念です。

このメロンはその時収穫したメロンです。

蔓は完全に枯れてしまいました。

香りは殆どしていません。

アグロ畑のネットメロン
ゴールデンテイスト

このメロンはゴールデンテイストです。

ゴールデンテイストは網目模様はなく、つるつるしている品種です。

香りが少し出てきましたので食べてみました。

甘味は少し、香も少し。(>_<)

しかし、薄皮まで食べました。(^_-)-☆

蔓が枯れてしまった根元を持ち帰り、カッターナイフで切り裂いてみて驚きました。

何と、3~5mmほどの幼虫が茎の中に詰まっていて、ボロボロと這い出してきたのです。

どうやら春先にウリハムシの成虫がメロンの葉を食害していたのを放置していたのが原因。

5月初めごろ、根元に卵を産み付け、孵化した小さい幼虫が細い根を食い、やがて大きくなって茎の中に入り込み、枯れてしまったようです。

根元を食い荒らしていたウリハムシの幼虫

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